エンディングノートを書き始めるなら今、40代の終活

人生の半分を超えた今、そろそろ真剣に終活について考えてみませんか

ネットバンクの終活も忘れないで

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ネットバンクの終活をしないと、死後もネット経由の支出が流れ続ける可能性がある

最近では多くの方々が、
Amazonなどサイトでの買い物、
電子書籍やアプリの購入、
iTunesでの音楽購入、、
新幹線のチケット購入、
家賃の振込、
公共料金の支払い、
クレジットカードの引き落としなど、

様々なウェブ経由のカード決済を利用しています。


これらを整理しておかないと、
自動的にお金が流出する
ネット経由の支出
死後もしばらく続く形になってしまいます。

三者ではネット経由の支出は、
どのような支出があるのか確認しにくく、
請求書に記載されている
社名とサービス名が異なると
何の支出なのかもわかりません。


本人の死後に
本人以外が契約を解除する場合は
本人認証などが必要なこともあり、
さらに手間がかかる事も多いため、
それぞれの請求元に連絡して契約を解除することが必要です。

 

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デジタル関連の死後トラブルで多いものが、
故人が管理していたネット銀行口座や
ネット証券口座の詳細が
わからなくなったというものです。

遺品にネット証券口座を
開設したときの書類が見つかり、
資産を確認しようと
アクセスするとパスワードが
変更されていてログインできなかったということもあります。

ネットバンクの終活方法

ネットバンクの場合は
死亡届が提出された時点で
口座が凍結されますが、
証券口座はIDとパスワードが
わかれば本人の代わりに
取引を続けることも現実的には可能です。

しかし、IDとパスワードがわからないため
相続という形を取ろうとすると、
手続きに1か月以上かかることもあり、
今すぐ現金化したい資産などがあった場合は困ります。


また、口座の存在自体を
遺族が知らない場合は
相続ができないことになります。

定期的に送られてくる
ハガキなどで気がつくこともありますが、
気が付かないままの場合は
資産が宙に浮くことになってしまいます。

そればかりか、
存在を知らないままで放置することにより
負債を負うこともありますので、
ネット系マネーサービスは
IDとパスワードをリスト化して、
家族に託せるようにしておきましょう。

各口座のIDとパスワードを
エクセルにまとめてプリントアウトし
預金通帳に挟んでおいたりすると、
特に家族には伝えていなくても
万一のことがあった場合には
すぐ見つけることができるので、
どうぞきちんと整理をされてください。