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身近な危機となりつつある若年性アルツハイマー

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若年性アルツハイマーの増加と原因

物忘れの増加に始まり、
深刻な障害にもつながる
アルツハイマー認知症

認知症のなかでもっとも
発症する割合の高い病気ですが、
高齢者にばかりみられる病気ではありません。


30歳以降、
5歳刻みで認知症全体の有病率は
ほぼ倍に増える傾向があり、
推定発症年齢の平均は
41歳〜61歳で
40代から60代前半で
特に発症する可能性が高いとされています。


つまり認知症の両親の介護を
されている方自身も、
認知症になる可能性があるんです。

若年性アルツハイマーについては、
まだまだ分かっていない部分も多いのですが、
主な原因として考えられるのは、
過度の飲酒や喫煙は血流に影響を
与えるものですので、
血管にもダメージがおよびます。


その結果、
脳梗塞動脈硬化になるリスクも高まります。

同時に
多忙な日々を送る人にとっては
ストレスも大きな敵です。


生活習慣が乱れることによって、
食事、睡眠が不十分になり、
認知症を含めた
あらゆる病気にかかるリスクが
高まります。

また、日々のストレスを
少しでも発散しようと、
お酒やタバコの摂取量が
増えるようではさらなる悪循環に陥ります。


アルツハイマー型については
遺伝子が大きく影響する研究結果もあります。

心配な方は、
親族で過去に若年性認知症を発症した人が
いないか確認してみましょう。

遺伝要因は
個人の努力で防ぐことはできませんが、
少しでも認知症に関心を持ち、
日ごろから健康的な生活を
心がけることによって
発症のリスクは抑えられるかもしれません。

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若年性アルツハイマーにどのように対応したらいいか

アルツハイマー認知症は、
1度発症してしまうと
完治は難しい病気と言われています。

そのため、
できる限り進行を遅らせるような対策を
取り入れることが有効です。


病院を受診して
薬を服用するのももちろんですが、
生活面でも食事のバランスや睡眠など、
生活習慣を見直しも必要です。

また、人との接触の機会を増やしたり、
体を動かす有酸素運動を取り入れたりすると
脳が刺激を受け、
症状の進行が緩やかになることもあります。

 

若年性認知症は、年齢が若い分、
高齢者と比べ脳が委縮していくスピードも
速いため注意が必要です。

少しでもおかしいと感じたり、
周りから注意や心配を受けた場合には、
医療機関で受診することをおすすめします。


若年性アルツハイマー
早期発見・早期治療が
病気の進行を遅らせるためには非常に重要です。


またアルツハイマー認知症は、
本人が気づいていないことがほとんどです。

親しい人に
そのような不安がある方がいらっしゃる場合は、
病院に連れていくことを検討してください。