エンディングノートの節約効果は年間100万円
エンディングノートで整理する節約術
「ちりも積もれば」が
エンディングノートによる節約術。
生活の中から無駄を省き(断捨離)、
老後の暮らしを
より豊かにする(QOLの向上)、
終活ノートを書くことの意味はそこにあります。
面倒くさい部分は後回し。
まずなメリットが最も大きい
「お金」の終活から始めて、
徐々に終活全体の
アウトラインを描いてみてください。
医療費の控除や
補助制度を活用するためには、
当事者に積極性が求められます。
「役所から通知が来る」
「自動的に適用される」
というような事例は、
ほとんどないと考えてください。
あえてハードル(手続き)を
設けている市町村が多く、
「知らないと損をする仕組み」が大半。
手続きを怠ると
「本来必要な数倍の医療費を自己負担しなくてはならない」
ケースもあります。
場合によっては、
年間の医療費を
数万円~数十万円節約できる事例もあります。
本格的に終活を始めるなら、
まずは「かかりつけ医」「主治医」を選びましょう。
おすすめの通院先は、
個人が運営している小規模な診療所。
気軽に通院できるよう、
できるだけご近所で
主治医を選ぶと良いでしょう。
一方、大病院は医療費が割高。
紹介状なしだと初診料が5,000円、
予約した際の追加費用(予約特別料金)など、
いずれも全額が自己負担となります。
かかりつけ医は
「割安の医療アドバイザー」としても優秀。
大病院と患者を無料で仲介してくれますし、
様々な補助制度にも精通しています。
主治医に終活ノートの
「答え合わせ」をしてもらうのもおすすめ。
削減可能な医療費について
アドバイスを仰ぎましょう。
まめな通院は病気の早期発見、
予防にもつながります。
結果として医療費の節約を
「より健康的な老後」とともに実現できるでしょう。
民間の保険サービスは解約しちゃいましょう
民間の保険サービスは、
基本的には「解約」がおすすめ。
例えば生命保険の場合、その支払額は
公営ギャンブル(競馬や競輪など)とほぼ同じで、
消費者が大きく損をする仕組みになっています。
「もしもの備え」としては、
保険に加入するより「貯蓄」の方が圧倒的に堅実。
民間の医療保険や生命保険はできる限り解約しましょう。
市販薬は全額自己負担で
購入しなくてはなりません。
常備薬などは、
できる限り医療機関で処方してもらいましょう。
余分なサプリメントについては、
基本的には「購入しない」姿勢がおすすめです。