エンディングノートを書き始めるなら今、40代の終活

人生の半分を超えた今、そろそろ真剣に終活について考えてみませんか

だから「実家へ帰省がイヤ」になる、40代独女の叫び

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実家に帰省するのはいいんだけど、することがない

せっかくの長期休暇、
「帰省や旅行に楽しみがいっぱい!」
と言う方もいれば、
「こんな長い休みがあってもすることなくて困るんだけど・・・」
と言う方もいらっしゃるのではありませんか?


正直、
実家に帰省してもやることないし、
おまけに独身だからって
言われなくてもいい小言を言われるし・・・、
といった理由から長期休暇が苦手です。

休暇や帰省が
楽しみじゃないなんて私だけ?
と不安になって来ました。


帰省は面倒くさいですか?
という質問に、
なんと約8割の人が「はい」と回答。

とはいえ、
「定期的に実家に帰省しているか?」
という質問にも同じくらいの割合の人が
「はい」と回答したので、
多くの人が面倒くさいと思いつつ
きちんと帰省はしているようです。


どんなタイミングで
帰省をしているのかを聞いてみたところ、
1位はやはり「お盆や年末年始の長期休暇」でした。 

 

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しかし、気になるのは
「休暇中特にすることがない時」
という回答の多さ!

面倒と思いつつ、
することがないと
駆け込み寺のごとく
実家に帰るという人も
少なくはないようです。


帰っても暇だけど、
帰らなくても暇ですしね。


ちなみに、どのタイミングで
帰省をしているのかを聞いてみると、
「年に1回」という回答が約6割。

ほとんどが「年末年始」という回答でした。

実家への帰省が面倒な理由

帰省が面倒だと思う理由を聞いてみると、
「移動」と
「することがない」
という理由がツートップ。


実家が遠く、
頻繁には帰れないから
年に1回は必ず帰るようにしている
人も多いと思いますが、
やはり移動の疲れを考えると
帰省は面倒だ、
と感じる人が多いようです。


また、半数近くは
帰ってもすることがないことを
面倒と感じる理由に挙げていました。

地元に帰っても
友人は結婚していたり、
子どもがいたり・・・、

長期休暇は
両方の実家を行き来していること
が多く忙しそうなので、
友人を誘いにくいという人も
多いかもしれません。


疲れることが多いと
腰が重くなるのも仕方のないですが、
何歳になっても
子どもは子ども、
顔を見せるのも親孝行のひとつです。

とは言え、
実家に帰って
気疲れはしたくないのが本音です。

みなさんは今年の年末年始休暇、
どのように過ごしますか?

40代の今、見直してみませんか?あなたの結婚指輪

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改めてご夫婦の絆を再確認してみましょう

40代の大人のご夫婦になると、
なぜ結婚指輪の買い替えを考える人が
増えるのでしょうか?

若い時に購入した
結婚指輪のデザインが
気に入らなくなってしまった。

デザインが年齢に合わなくなってきた。

その他、結婚指輪に
予算がかけられなかったけれど、
ある程度余裕がでてきた。

生活の中で、
長年重なった小さな傷が気になったらなど。


理由はご夫婦によって様々ですが、
結婚指輪メーカーの話によると、
結婚されている方々が
来店されることも増えてきたそうです。


また、20代に結婚したカップルならば、
15年目の節目である
水晶婚式のお祝いを兼ねたいところですね。


実際に40代のご夫婦が
結婚指輪の買い替えを考えるときに、
大事なことはどういったことでしょうか?

買い替える上で大事なことと、
実際に変えた方が
意識したことをまとめていきます。


10年、20年と
身に着けているうちにできた小さな傷は、
「味」として捉えることもできます。

しかし、アクセサリーとして
身につけたいなら、
プラチナやゴールドの輝きは欠かせません。

小傷は増えれば増えるほど、
新品のような輝きは失われてしまいます。


子育てをして忙しい時は
気にならなかったことが、
40代になり、子育ても落ちついた時に、
自分の結婚指輪を見て、
買い替えを考える人が増えるようです。

40代のご夫婦が、
いざ結婚指輪を買い替えようと思った時に、
どんなことを注意したら良いのでしょうか。

それはズバリ、年齢に合ったデザインの結婚指輪を選ぶことです。

40代で結婚指の買い換えを考えていあっしゃる方にお勧めのデザイン

結婚指輪は、
ブランドやデザインによっても価格はさまざま。

さらに、結婚指輪にも
一定のトレンドがあるのも確かです。

そのため、
選ぶ際に目移りしてしまうかもしれません。

自分にぴったりなデザインが
どういったものなのか、
じっくり検討するのが大事です。

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また、今後のことも考え、
50代、60代になっても、
その年齢にふさわしいものに
買い替えるのがベストですね。


40代の大人の夫婦には、
比較的シンプルかつ、
飽きのこないデザインがおすすめです。

また、どんな洋服にも、
シーンにも合うような指輪。

そして、
歳を重ねてもつけやすいものが人気です。


また、熟成度が増してくる年代だけに、
渋みのあるアンティーク調のものを
選ぶ夫婦も多いようです。

若い時には決して選ぶことのない
デザインにも挑戦するのも良いかもしれませんね。



10年も20年も結婚指輪をつけていると、
細かな傷が目立ち、
徐々に輝きも失ってしまいます。


プラチナやゴールドの傷が
多くなってしまうと、
ありがたみも薄れてしまいますね。


新品のような輝きを取り戻したいものです。

また、デザインで気に入らないという方は、
40代の自分に見合った
結婚指輪を選ぶだけでなく、
50代、60代になっても
使い続けられる結婚指輪がおすすめです。


結婚当初とは違い、
生活にも金銭的にも余裕が出てきて、
結婚指輪の買い替えを考える人が多い
年齢でもある40代。

20代で結婚した夫婦なら、
水晶婚式など、様々な節目が訪れます。

大切な記念日や節目に合わせて、
結婚指輪の買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

40代、揺れる夫婦の「家庭内別居」

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愛し合っているからこそ、結婚したはずなのに

最近、夫の顔を見たり、
言葉を交わしたりするのが
ツラいと言うあなた、
もしかしたらそれは
家庭内別居の前兆かも知れません。


結婚を機に、
恋人時代には見えなかった
様々な「こんなはずじゃなかった」を
感じる人もいるようです。


“小さな違和感”から家庭内別居に
至りやすいきっかけとは、
どのようなものなのでしょうか。


一番大きな理由は
家事・育児への意識の違いのようです。


「風邪で熱があった私に夫が“早くメシ作って”と。私はあなたの何?」

「子どもがイジメに遭い、夫に相談したら“お前がしっかりしろよ”といわれた。あなたも親でしょう、と言いたい」

このような声が上がっていますが、
夫婦は協力が必要なのに
思いやりのない言動や
面倒なことを押し付けようとする
態度は亀裂のもとになりかねません。


また、モラハラをされるようになった
夫に対して妻が抱く嫌悪感もあります。

「パートで働きたいといった私に、“お前には無理”と夫は却下。いつも私はバカにされ、爆発寸前」

モラハラ人間は、裏を返せば
「自分に自信がないから相手を先制攻撃して安心したい」
と言う心理であることも多く、
矛先を向けられた側としてはたまりませんよね。


お互いへの関心がなくなることも
家庭内別居につながりやすいです。

「結婚を機に、恋愛から現実的な生活へ。セックスレスになり、“ただ一緒にいるだけ”の関係」

時の経過とともに
トキメキが薄れていくのは否めませんが、
そこに“安らぎ”を見出すのか、
“空虚”を感じてしまうのかが
分かれ道なのかもしれませんね。

また、会話レスとなってしまう
ご夫婦もいらっしゃるようです。

「もともと口下手な2人。教育や家計について意見が違っても議論するのがイヤで自然と会話も減った」

SNSなどが進化していますが、
やはり大切なことは
面と向かって話し合うことができないと、
それがすれ違いの大きな原因となることもあるようです。

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メリットもあればデメリットもある家庭内別居の実情

安易に別れられないからこそ
家庭内別居という選択肢が
出てくるわけですが、
これにはメリットもデメリットもあるようです。


メリットとしては
・ 子どもと離れずに済む
・ 世間体が保てる
・ 収入面の安定が保てる


デメリットとしては
・ 嫌になった相手と顔を合わせるストレス
・ 子どもへの精神的影響
・ 冠婚葬祭など、親せきの集まりが苦痛


やはり一緒にいたくない
“他人”
と一つ屋根の下で生活する
ということは不自然であり、
精神面から見れば
デメリットの方が多いようですね。

「私はこうして乗り越えた」家庭内別居解消の具体例

家庭内別居の先にある離婚や修復、
進む方向は人それぞれですが、
いずれにせよ、
解消に至ったきっかけは一体何なのでしょうか。

「子どもが一人前になるまではと我慢し続け、高校卒業で就職したのを機に、思い切って離婚。子どもを判断の中心にしたことで家庭内別居に耐えることもできたし、別れるときにも迷いなく決断できた。子どもも理解をしてくれた」

子どもなど自分にとって
かけがえのない存在を心の支えとして、
機が熟すまで待ったという事例は
少なくないようです。

また、離婚のタイミングを
定めたらそれに向けて貯蓄をしたり、
手に職をつけるスクールに通ったり、
と経済的な準備をする人もいます。

離婚を目指す場合、
「別れる」ことが最終目的ではなく
「別れてからの生活」を
視野に入れる必要があるでしょう。


「結婚記念日に夫ともう一度本音で語り合った。お互いの心をぶちまけ合って、なんとか修復の方向へ」

「修復」派の場合、
「徹底的に話し合う」という意見が多く、
現状打破のために努力する
前向きな姿勢がうかがえます。

また、
「親の介護で夫婦間の協力が必要になった」
というケースもあり、
夫婦が連携せざるを得ない事象を利用して
修復を図るという手段も有効なようです。


あなたの人生はあなたが主導権を持っている

夫婦間がうまくいかなくなると、
心身共につらいですよね。

あれこれ悩んで
壁に突き当たってしまうこともあるでしょう。

あなたが
判断に迷ってしまったときの一策として、最終的には
「どうしたら自分が幸せだと感じられるか」
を基準に選択してもよいかもしれません。


誰のものでもない、
たった一度のあなたの人生です。

時には周囲に相談したり頼ったりしながら
ゆっくりと前進してくださいね。

老後を見据えて、40代の転職

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年齢と共に下がる、転職市場での市場価値

35歳、40歳、45歳……。
超人手不足市場と言われる、
転職市場はほぼ5歳ごとに大きく潮目が変化します。


特に40歳は大きな分岐点で、
転職することで
年収が上昇する割合が顕著に低下し始めます。


この転職市場の潮目の変化は、
景況はもちろん、業界や専門領域により
微妙に異なることもあり、
意外な落とし穴になりがちです。

20代後半から30代前半で
転職した経験がある人は、
転職市場での自分の市場価値が、
予想以上に高かったと感じた人も
多いのではないでしょうか?


Aさんの例を挙げます。

5年前に34歳で
初めて転職活動をした際に、とんとん拍子で
複数の企業から内定をもらい、
また年収やポストも
好条件が提示されたりしたことで、
「自分は世の中からこんなに必要とされているのか」
と驚いたと振り返っておられました。


ただ、このAさん、
会社の業績悪化に伴い、
今年、転職活動を始めたところ、
5年前とはまったく違う状況にショックを受けていました。


これだけ人手不足が
ニュースになっているにもかかわらず、
書類通過すら難しく、
結局20社以上応募して
面接に進めたのが3社、
しかもいずれも最終選考で
不採用になってしまいました。

年齢による企業の視線の違い、
をいまAさんは肌身に感じておられます。

そればかりではなく、
転職できたとしても、
転職前後の年収変化は
世代が上がるとともに厳しくなります。

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40代からの転職の考え方

「役職定年」「業績不振」
などを背景に、
これまで組織に貢献してきた人が、
突然転職市場に出ることになった場合、
上記の構造の影響もあり多数のミスマッチが生まれます。


特に、
「DからBに移動したい」
「Dのままでキャリアを磨きたい」
という希望を持たれる方が多いのですが、
きわめて高い要件ハードルの
Bと供給過剰なDでは、
その希望を受け入れられる余地は少なく、
結果的に、希望の有無にかかわらず、
需要過多のAや需要の絶対数が多い
Cへの移動を促される構造になっています。


それでもBやDの領域を志向する場合は、
高い競争率を突破する戦略と行動が必要になります。


転職活動をされる方には
「これまでやってきたキャリアを生かしたい」
という思いを口にされる方が多いのですが、
特に40代を超えてこれまで
やってきたキャリアを生かすには、

「会社を超えても通用する競争優位なスキル水準を獲得するために、これまでの2倍、3倍の努力が必要になる」

というのが実情です。


「これまでのキャリアを生かすこと」
が、ご本人の頭の中では
「過去やってきたレベルの努力を続けること」
「過去の待遇水準をキープすること」
と同義語になっている方の場合、
激しい競争を勝ち抜くには
パワー不足になる可能性が
極めて高くなってしまうので、
ご自身の「市場価値」を過信せずに
謙虚に転職活動に臨みましょう。

40代、帽子感覚でウィッグをつけてみませんか

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40代、髪のお悩み

40代になると
一気に髪のお悩みが増えて来たと
思いませんか?

まず、
髪にハリとコシがなくなってしまって、
ヘタにロングヘアにしようものなら、
髪の重さに頭頂部が負けて
ペチャンコになってしまって
貧相になってしまいます。


それから白髪も一気に増えますね。

毎月、美容室で
白髪染めをできたらいいんですけれど、
なにしろ経済的に自分のことは後回しの40代。

今はセルフでカラーリングだけできる
サロンもあったりするようなんですけれど、
私は人一倍不器用を自認しているので、
美容室でカラーリングしてもらわないと困るんです。


そんなに
毎月美容室に行ってられない、
けど白髪は容赦なく増えて来る。

で、私が考えついたのが
ウィッグをつけることでした。


ウィッグってまず、
アートネイチャーみたいなところを
思い浮かべるじゃないですか。


ああ言う大手の会社は
何十万円単位でお金がかかるんですけれど、
なにもそこまで投資しましょうって言っているんじゃないんです。


ネットでちょっとウィッグを
探してみてください。

3,000円台くらいから
送料無料でいくらでも売っていますし、
デザイン、色もとても豊富です。

医療用ウィッグが
ちょっとお高くて2万円程度です。

 

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初めてのウィッグ選び

私は年甲斐もなく、
派手なウィッグが好きで、
こんなブロンドとピンクの
ツートーンのウィッグを
つけていくらでも外に出かけます。

別に二度見されることもないですよ。

誰もおばさんが金髪でも気にしないんですよ。

若い子でしたら話は別でしょうが。
このウィッグは送料無料で3,980円くらいでした。


けど、初めてウィッグをつけられる方に、
ここまで冒険してくださいとは言いません。

最初はボブとか、
セミロングのワンカールくらいで、
ちょっとダークなブラウンをお選びになるといいでしょう。

レッドブラウンなんかもかわいいですよ。


ウィッグをお買い求めになるときには
ウィッグブラシとスタンドも
一緒にお求めになるといいでしょう。

ウィッグブラシを使わないと、
ウィッグってとかせないんです。

スタンドもあればスタイルを崩さずに保管できますね。

経済的にピンチで、
美容室に行けない時は
ウィッグをつけると秒でイメチェンできます。

セルフ染めで
納得の行かない仕上がりに
なるよりもいいんじゃないかな、って思います。

人生の先達に学ぶ「終活観」

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少子高齢化と終活

終活という言葉が
広がりを見せています。

2009年頃から登場した言葉で、
人生の終わりについて、
自分でその最期を決定し、
出来る限り近親者の迷惑を
かけないようにして行くためものです。

少子高齢化が問題になる前までは、
終活は行われることは
ほとんどありませんでした。

なぜなら、
一組の夫婦から10人の子供が
生まれることも珍しくなく、
自分が死んでもそれほど
残された側に負担はかからなかったのです。


しかし、最近では
子供が一人しかいないことも当たり前になり、
死後は子供に大きな負担がかかるようになりました。


また、大企業の役員ともなると、
社葬が行われることもあるかもしれませんが、
そうでない人が大半を占めるため、
一般的には葬儀は
近親者の手によって行われます。


戦後の高度経済成長期を生きてきた団塊の世代は、
モノがあることが豊かである
という思いが強く、
死後に莫大なガラクタを残してしまいます。

本人にとっては宝物でも、
残された側にとってはそうではない
これらの荷物を、子供が一人もしくは二人で
片付けなくてはならないんです。


そのような負担を軽減するためにも、
終活は生まれました。

認知症になったとき、
寝たきりになったとき、
そして昏睡状態になってしまったとき、

自分をどうしてほしいか、
あらかじめ元気なうちに
希望を書き残しておくことなども、
終活の目的のひとつです。

やり残したことは何ですか?

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終活を行おうと思っている人、
行っている人のうち、56%が、
「これまでの人生でやり残したことを行う」
を希望していました。

全体の60%もの人が、
「人生でまだやり残したことがある」とも回答しています。


やり残したことは何か?
圧倒的に多かったのが
「旅行」でした。


世界一周や夫婦での二人旅、
海外旅行など、
37%もの人が、
やり残したこととして
旅行を挙げていました。

旅に出るなら元気なうちです。


次に多かったのが、
子供や孫に関する内容です。

子供の結婚や孫の成長を
見届けたいなどの人が13%おり、
自分の血を分けた子供や孫を、
最後まで気にかける様子が見て取れます。

後悔しないためにも、
やり残したことがないように、
今の人生を精一杯生きてみませんか。


40代からでも終活は可能です。

いまのうちに自分の身辺を整理して、
心と体と周辺環境を軽くしておきましょう。

体が元気なうちに、
やりたいことはやり尽くしておきましょう。

あとあと後悔しないためにも、
自分の生きてきた証を
エンディングノートに刻むことは、
とても価値あることです。


人生が100年にも
なりつつある時代です。

終活はこれからも
ブームとして続いていくでしょう。

多くの人がより良い最期を迎えて、
気持ちよくこの世を去れるように、
終活は必要なのです。

遺されて困ってしまう遺品

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遺された遺族が処分に困る、故人の思い出の品

ご自身がお見送りをする側と
なることになっても、
される側になったとしても
残された遺品整理に困ってしまうのは、
まず「思い出の品」でしょう。


故人が深い思い入れのあるものは、
故人の気持ちを考えると、
処分するには忍びない思いで
なかなか手をつけられないものです。

たとえば、
表彰状などは家族にとっては
一枚の紙きれであっても、
故人の汗と涙と努力の結晶が
染みついているものです。


大切に残してある手紙や葉書は
「きっとお父さんはこの手紙で慰められたんだろうな・・」
と想像がつくような
内容だったりするとなおのこと、
涙が溢れるばかりで何もできなくなってしまうものです。


写真やアルバムもそうです。

故人と家族では価値観が違う場合、
どれを捨てたらよいのか、
どれを取っておくべきなのか悩むものです。

故人本人の写真ならともかく
故人の友人知人の写真ともなれば、
家族にとっては何の思い入れもなく
結局捨てることになります。

「捨てる」とひと言でいっても、
そこへ至るまでの思いは簡単ではありません。

親の心を裏切るような
切ない気持ちと葛藤した挙句の結論です。

できることなら、
あなた自身がまだ元気なうちに、
家族が欲しい写真は
直接選んで持って行ってもらうといいでしょう。


自分が最期まで
手元に取って置きたい写真だけ
整理してまとめておきます。


残りのさほど重要でない写真は、
処分しておくと子供たちは迷うこともなく、
余計な心労を掛けることもなくなります。

手紙や表彰状などは特に、
ご自身で処分しておくものといえるでしょう。


どうしても残しておきたいもの
だけ残して、あとは処分しておきましょう。

これは、
意外と家族に手間をかけさせるうえ、
心理的負担なかける作業でもあります。

亡くなる寸前まで使っていた
身の回りの品や日常品の処分に困る
遺族も多いようです。

というのも、
まったく整理していない状況ですと、
かなりの量となってしまうからです。 

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遺品整理で困ったものと、
その対応

今回、
処分するのに苦労したものを
インターネット上の口コミなどで調べてみました。

・布団
・コレクション品
・仏壇
・衣類

などが良く例に挙げられていました。


布団なんかは、かさばるうえ、
家族だけでは処分できない場合があります。

お客様用の高級布団も
使った布団はなかなか売れません。

結局捨てるしかなく、
行政に引き取ってもらうか、
遺品整理や不用品回収の業者に
お金を払って依頼するケースが殆どです。

元気なうちに、
使わなくなったバッグや靴、
着なくなった衣類、
興味がなくなった本やCD、
昔使っていたカセットテープやレコードなど、
タンスの肥やしや納戸の肥やしに
なっているものを
処分していくことから始めましょう。

売れるものや譲りたいものは分類して
「○○は××さんに譲る」
エンディングノート
書き記しながら少しずつ実行していくといいですね。