エンディングノートを書き始めるなら今、40代の終活

人生の半分を超えた今、そろそろ真剣に終活について考えてみませんか

40代、介護の沙汰もカネ次第

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老人ホームの種類

介護は、おカネを掛ければ掛けるほど、
介護を受ける側にとっても、
またその家族にとっても、
より快適なものになります。

それは、
特別養護老人ホーム
有料老人ホームの施設を
比べただけでも一目瞭然です。

特別養護老人ホームと有料老人ホーム。

両方とも高齢者の介護施設
という点では同じですが、
まず運営母体が違います。


特別養護老人ホーム
社会福祉法人地方自治体といった公的機関が運営母体です。


これに対して

有料老人ホームは
民間企業が主な運営母体であり、
特別養護老人ホームに比べると、
設備・サービスなどが充実しています。


部屋も、
特別養護老人ホームは従来型の4人で1部屋と、
ユニット型個室があります。

有料老人ホームは個室であり、
プライバシーがきちっと守られます。

その部屋も、ホテル並みのクオリティを
持たせた施設もあります。

設備やサービスが充実していれば、
当然のことですがコストが高くなります。

もちろん有料老人ホームといっても
「ピンキリ」ですが、
高い施設になると、入居する際に
入居時費用として3000万円以上、
月額費用として20万円以上かかるケースもあります。

もうほとんど新築マンションを
買うのと同じようなものです。


それだけのおカネを払えるだけの余裕が、
親にあるのかどうかという点が、
親の介護をしていくうえで重要になってきます。

高齢者住宅でサービス付き高齢者住宅について

今、高齢者住宅で
サービス付き高齢者住宅(サ高住)が注目されています。

バリアフリー仕様で
「見守りサービス」
「生活相談サービス」を備えた賃貸住宅です。

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マンションタイプの賃貸住宅なので
敷金としての家賃が2カ月分程度必要です。

家賃は地域や共用施設のグレードによって
数万円〜数十万円とかなり幅があります。

そのほか
管理費、食事代などで
月額10万円〜25万円。

介護サービスは
別途契約が必要で介護費用の1割負担もかかります。


手厚い介護は受けられず、
基本的に認知症の対応はありません。

家賃、管理費、食事代、介護費用
をあわせるとかなり費用がかかりそうです。

介護のおカネで大事なのは、
まず親がどういう介護を希望しているのか
を知ると共に、
親がその介護を受けるうえで
十分な資金力を持っているかどうかを把握することです。