エンディングノートを書き始めるなら今、40代の終活

人生の半分を超えた今、そろそろ真剣に終活について考えてみませんか

大切な家族、ペットの終活

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大切な家族、ペットの終活について

大切な家族の一員であるペット
たくさんの癒やしを与えてくれるペットなんですが、
そんなペットも終活をする必要があるということをご存知ですか?

飼い主さまにもしものことがあったら?
ペットにもしものことがあったら?


今回はペットの終活について考えてみましょう。


ペットの終活とは、ペットが亡くなった時、
飼い主さまに何かあった時に備えて、
さまざまな準備をすることです。

ペットとして動物を飼っている方は、
その大きさに限らず命を預かる義務と
責任を感じていることでしょう。


飼育環境や飼料もよくなり、
犬や猫などでは人間と同様に
寿命も延びたことで高齢になることも
珍しくはなくなりました。

ペットの終活をすることは
飼い主さま、ペット、
周りの方にとって大切な準備です。


ペットの寿命が延びたと言っても、
多くの動物は人より寿命が短いのですから、
飼い主さまがペットの最期を看取ることは
自然の成り行きでもあります。


ここでは、ペット医療やペット保険について
見ていきましょう。

ペットも人間のような慢性疾患や癌などの
病気にかかることは、珍しいことではありません。

動物の医療も進歩し、
MRI内視鏡による検査や治療を行うことも
できるようになりました。

外科的手術による回復も見込めるようになりました。


獣医学部をおく大学には、
先進獣医療を提供する
大学付属の総合動物病院もありますので、
動物でも高度な医療を受けることができます。

ペットを先に見送る場合

しかし、動物には人のような
健康保険制度はないので、
怪我や病気になった時の医療費は
100%自己負担になります。


また、動物病院は自由診療なので、
病院によって診療費も違ってきます。


大切な家族であるペットにも
必要な医療は受けさせてあげたいのに、
医療費が高額で満足な治療を施せない
という状況に陥らないように、
ペットのための保険があります。


現在ではペット保険も多様化し、
それぞれの必要に合わせたプランを
選ぶことができます。


すでにご契約している生命保険会社に
問い合わせる、インターネットで
検索をして探すなど、
ご自身とペットに合った保険を探しましょう。


ペットを看取った後、
ご自分の住民票のある役所に申し込めば、
自治体が動物の死骸として回収してくれます。


しかし、飼い主さまのお気持ちとしては
丁重に弔いをしたいことでしょう。


今はペットのご供養やお墓も、
ごく一般的なものになっています。


ペット専門の葬儀社や霊園もあり、
葬儀だけでなく火葬もしてくれます。

お別れのためのセレモニーを行うことで、
気持ちの整理をつける飼い主さまも
多くいらっしゃいます。 


飼い主さまにもしものことがあった場合

ここからは飼い主様の不測の事態に
備えた終活を見ていきましょう。

責任を持ってペットの生涯に
寄り添いたいという
飼い主さまは多いと思います。


気持ちはあっても、
時にはそれが果たせないこともあります。

そういった時に役立つものが
エンディングノートです。


ペットのエンディングノートには、
その子の基本情報
(既往症やアレルギーの有無など)
他に血統書があれば
登録番号や保管場所も書き込んでおきましょう。

また、ペットが食べてはいけない物や
日常のケアなど、
その動物を飼ったことがない方でも、
読めばわかるような
基本的な情報を残しておくことも必要です。


つまり、
エンディングノートを見たら、
誰でも飼育を引き継げるような状態に
なっていることが理想です。


今回終活ねっとでは、
ペットの終活について書いてみました。

ペットと飼い主さまが元気なうちから、
もしもの時に備えた準備をしておくことは、
大切な終活の一つであることが
お分かりいただけたでしょうか?


家族同様の存在となったペットは
いつまでもそばにいて欲しいし、
またいつまでもいるような
気になっていることも多いのですが、
いつ何時なにが起こるか分かりません。

祖万が一に備えておくのも
大切な飼い主さまの責任です。