エンディングノートを書き始めるなら今、40代の終活

人生の半分を超えた今、そろそろ真剣に終活について考えてみませんか

終活する40代女性の最大の悩みは、お墓の準備

死んだ後まで舅姑に仕えるのはこりごり

おひとりさまのシングル女性でしたらいざ知らず、
ご結婚をされてご家庭持ちの40代女性にとって
お墓の問題は一番の悩みの種と
なっていることでしょう。

結婚をしている以上は婚家の墓に入るのが
一般的な終末となるんでしょうけれど、
舅や姑だけでなくなんだか
あんまり良く分からない夫の親族が
うじゃうじゃしているお墓に入らなくては
いけないのであれば、
「死んだ後まで気を遣わなくてはいけないのか」
と、ため息のひとつも出てしまうと言うものです。

 

仮にどんなに良くしてくれた
義両親であっても、
正直なところ自分が死んだら
そこでサヨナラしたいのが
多くの女性の本音ではないでしょうか。


また、先のことをよく考えていらっしゃる方は、
ご自身のお子さんたちに
供養の負担をかけたくないと言う
考えをお持ちのようです。


そこで今、話題になっているのが、
手元供養の生前購入や、
自然葬や永代供養などの
婚家のお墓に入らない方法です。


もちろん、ご自身の実家のお墓に入り、
死後は両親と共に過ごすと言う選択を
される女性も増えています。


いずれの方法を選ぶにしても、
あらかじめエンディングノート
どのような形の納骨を希望されるか
具体的に書き添えて置かないと、
流れ作業的に婚家の墓に納骨されてしまうので、
ここはしっかりと注意しましょう。

婚家のお墓に入らないで済む方法

ご実家のお墓に入る予定の方、
またはご夫婦で新たにお墓を建てる方
(費用の相場は150~300万円くらいかかります)
はいいのですが、手元供養や自然葬については
あまりご存じない方もいらっしゃると思うのでご説明いたします。


手元供養は納骨をせずに
メモリアル像的なものにお骨を入れて、
ご自宅で供養するものです。

こちらは据え置き型の像やペンダントと
なっているものもあり、
費用は高くても10万円くらいとなっております。

ご自宅で供養するので、
いつまでも故人に見護られているような、
アットホームな印象の納骨方法です。

 自然葬は
樹木葬
花葬
または海への散骨などを指し、
最近特に人気が高まっています。


どれも墓標を持たない納骨方法で、
費用は30万円前後と、
お墓を建てるよりも大幅にお予算が節約できます。


樹木葬であればメモリアルツリーがあり、
それにお参りをすると言う形になります。


いずれは自然に還ると言う観点からも
自然葬は人気があるんですけれど、
ちょっとしたトラブルやデメリットもみられるので、
そこは慎重に考えてください。

自然葬はデメリットも良く理解したうえでお考えください

自然葬のデメリットは、
樹木葬、草花葬はどうしても人里離れた僻地に
メモリアルツリーがあることが多く、
交通のアクセスが非常に悪いケースが多いです。

あまりにも遠いところにあると
「お墓参りに行きましょう」
と言う気持ちになれないですね。

それから、最近特に人気の海洋散骨なんですけれど、
結構広告を目にすることもありませんか?

「ハワイの海に散骨」とか。

そりゃ、ハワイのあの青い海に
散骨してもらえたら気持ちいいでしょうね。


けど、散骨は
ご遺族立ち会いの散骨と
立ち会い不要のものがあります。

価格だけで言ったら、
ご遺族立ち会いの散骨の方がお高いです。

ただ、立ち会い不要の散骨では
ほんとうに海に散骨されているのか
分かったもんじゃありません。


最近は散骨業者が増えて来て、
当然、悪徳業者も増えているんです。

ズルする業者もいるので、
内容はよくよくチェックして、
あくまで故人の意に沿う形の
散骨ができるように気をつけましょう。


いずれにしてもこのように、
不本意な形の納骨を避ける選択肢が
増えて来たのは40代女性にとって
非常にうれしいことですね。


ご自身でも今のうちからしっかり調べて、
どの方法がご自身に一番合っているか
良くお考えになってください。