エンディングノートを書き始めるなら今、40代の終活

人生の半分を超えた今、そろそろ真剣に終活について考えてみませんか

40代エンディングノートの選び方、書き方

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エンディングノートは紙のノートがお勧めです

エンディングノートと遺言状の
一番大きな違いは法的拘束力の有無です。


エンディングノートには
法的拘束力はありませんが、
その分書式の決まりなどがなく
自由度が高いです。


40代の今からわざわざ遺言状を作成するのは、
よほど資産をお持ちか、
大病を患っていらっしゃるかの場合くらいで、
ほんとうに自分の生涯の幕引きを
どう考えるか、
その考えを整理するために、
自由に記入できて書き直しもできる
エンディングノートの作成に
取りかかってみてはいかがでしょう。

エンディングノートの書式は
自由だと先ほど書きましたが、
もちろんパソコンやスマホ
書くこともできますし、
イラストや写真を添付することもできます。


ただ、できたら紙のエンディングノート
専用のものが市販されているので、
一度見に行ってから書きやすそうなものを
お選びになった方がいいと思います。


パソコンはまだしも、
スマホエンディングノートを作成したら、
指紋認証とかで簡単に開けないと
いったトラブルが予想されますね。

市販のエンディングノートには
書く項目がたくさんあるので、
それを見ただけで
お腹がいっぱいになってしまう可能性もありますね。


そんな時は一気に書き上げようとせずに、
書ける項目を少しずつ
埋めて行くといいでしょう。

終活は長期戦なのですから。

エンディングノートに書く内容

エンディングノートを書く時に、
まず一番最初に必要なのは、
あなたの氏名住所、本籍地血液型と
いった個人の基本情報です。

マイナンバーも記載しておくと
様々な役所や銀行の手続きが
スムーズにできたという体験談もお聞きしました。

なにか持病がおありでしたら、
それもすべて記載しましょう。

それと同時に
終末医療についての記載もしておくと、
遺されたご家族には親切です。


たとえば延命治療をどこまで希望するか、
などです。

延命治療が不要とお考えの場合は
そのように記載されると、
ご家族もあなたの意向に沿った治療を
することができるでしょう。

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ふだんお使いのパソコンの
ログインパスワードについても記載しておきましょう。


SNSをご利用でしたら
アカウント名とパスワードも
記載した方がいいでしょう。

アカウントの削除に必要ですね。

それから
ネット銀行の口座番号とログイン情報も
忘れずに記載してください。


今はネットバンクのユーザーが
かなり増えていて、その方たちの死後、
浮遊口座となっているケースが大変多いとお聞きしています。

ここは意外と見落としがちなので忘れないようにしましょう。

個人情報がくまなく記載されているのでお取り扱いは慎重に

銀行の口座、資産状況の記載も大切です。

これは負債についても遺さず
記載するようにしてください。

お金のことは
内容が変動する可能性があるので、
現段階では口座番号だけの記載でもいいと思います。

大きな出費があらかた済んだ
50代60代になってから書いてもいいところです。

エンディングノート
デリケートな内容まで含めて
個人情報が満載です。


そこら辺にポーンと
放置しておくものではありません。

ただ、ご家族には
エンディングノートを書いた」
とお伝えください。

そして保管場所も伝えておくといいでしょう。


ご旅行などで
長期間自宅を留守にする時にも、
生命保険証の証券などの重要書類と一緒に
エンディングノートの場所を
ご家族にお伝えになるといいでしょう。


エンディングノート
書くべき項目が多いので、
それに怖じ気づいて
なかなか書き進めることができない方も
いらっしゃると思いますが、
気分が乗っている時に
穴埋め式にちょっとずつ書いていったら
それほど負担にはならないと思います。


必要な場合は
写真やイラストも添えて、
誰が見ても
分かりやすいエンディングノート
作成を目指しましょう。